社内へのチャットや上長への申請、様々な案件のチーム対応などに使われる Microsoft Teams。
Teams はチャットやチャネルなどテキストベースでの情報共有と同時に、ファイル共有を行うことができます。
便利に使える反面、「チャットでもらったあの資料、どこに行ったっけ…」といったように、すぐに情報が流れてしまうと感じることはありませんか?

今より情報を探しやすくするには、Teams のファイル保存の仕組みを理解することが大切です。
今回は 以外と知られていない? Teams のファイル保存先について、ポイントと共にご説明します。

Teams に共有したファイルの保存先

自分のPCから Teams に添付したファイルは、一見 Teams 本体に保存されているように見えますよね。しかし実際には、ファイルは 組織の SharePoint サイトや OneDrive for Business に保存されています。

添付方法保存先
チャットから添付個人の OneDrive for Business
チーム チャネルで共有組織の SharePoint サイト

保存先の詳細については、以下記事で詳しく解説しています。

Teams のデータ保存先 チームと個人チャットの違いとは? – Livestyleクラウドサービス (live-style.jp)

ポイント💡「OneDrive」から共有した場合

Teams でファイルを共有する場合、チャットでもチームチャネルでも、「OneDrive」から共有するか「コンピュータからアップロード」という2種類のファイル共有方法を選択できます。

実は、チームでもチャネルでも「OneDrive」を選択してファイル共有を行った場合は、共有したファイルは組織の SharePoint には保存されません

え、さっき共有したファイルは OneDrive か SharePoint サイトに保存されるっていったじゃん! という感じですよね。

なぜこのような仕組みになっているのかというと、

チャットやチャネルで OneDrive から共有した場合、ファイルのコピーが OneDrive / SharePoint に保存されているのではなく、個人の OneDrive のファイルリンクを共有している んです。

Teams で確かに共有したはずなのに、 OneDrive もしくは SharePoint サイト のどこにもファイルがない!という場合は、OneDrive で共有していないかご確認ください。

ポイント💡を図示するとこんな感じです。

逆に OneDrive で共有をすれば、ファイルがコピーされることはないので、同じファイルが様々な場所に点在することを防ぐことができます。

共有方法の違いを意識して使い分けていただくことで、より便利に Teams でのファイル共有を行いましょう!