サーバーハウジングやメールホスティングなどのインターネット関連ビジネスを展開していたものの、差別化できず2005年に新たな商材を模索していました。まだ、日本では普及していなかった中小企業でも利用できる月額課金のMicrosoft Exchange ホスティングビジネスに着目。このビジネスを企画し社内稟議を通し、数名のメンバーで2006年にサービスを立ち上げしました。


まずは世の中へ販売していくにあたり、サービスのブランド名が必要。Webサイトも作らなければと忙しい日々。今後、長く関わる重要な名前なのでギリギリまで悩み、悩んだ末、チームメンバーで長野の地元の小さな定食屋さんに行き、定食を食べながら決定。その名は「Livestyle」。


因みに、日替わり定食300円、唐揚げ定食が380円だっと思います。最高にコストパフォーマンスの良いお店です。

このロゴにならなくてよかったです。

2006年サービス開始した当時は、クラウドコンピューティングというキーワードはまだなく、1ユーザー \1,500/月 Exchange ホスティングという名称でサービス展開していました。また、日本ではあまり使われていなかった SharePoint ホスティングも同時にリリース。マルチテナント型月額サービスとしては、日本発リリースでした。


まだ、iPhoneが世の中に出てくる前の時代でしたが、ウィルコムからリリースされていた Windows Mobile 5.0 ”W-ZERO3”(シャープ製)PHS PDAデバイスを同時に展開。当時としては画期的だった、外出先でメールやスケジュールの同期ができた。Windows Mobile デバイスはその後終息してしまったが、コンセプトとしては現在も受け継がれています。