今年はオンライン開催となった Microsoft Ignite 2020 にて、Microsoft Azure に関する様々なアップデートが発表されました。特に注目したいアップデートを以下にまとめました。
全てのアップデートをご覧になりたい場合は、以下より PDF ファイルをダウンロードください。
MICROSOFT IGNITE 2020 BOOK OF NEWS


App Service

  • Windows コンテナーがリリース (GA) ⇒ リンク
  • Pv3 という新しいサイズがリリース (GA) ⇒ リンク
    1年/3年予約することで割引が適用される Reserved Instance にも対応

Azure Orbital

  • 衛星からのデータを Azure に取り込むサービスがリリース (Preview) ⇒ リンク

Virtual Network

  • Virtual WAN Hub に Cisco のネットワーク仮想アプライアンスを直接インストール可能に (Preview) ⇒ リンク

Cognitive Services

  • 発生前の問題を予測する AI「Anomaly Detector」がリリース (GA) ⇒ リンク
    Neural Text to Speech で 18ロケール、32音声が追加
    Speech To Text は11の新しい EU のロケール追加
  • Computer Vision の OCR で、コンテナの利用、中国語と日本語のサポート、手書きスコアのサポート ⇒ リンク

Azure Communication Services

  • ビデオ会議やチャット機能などを組み合わせて独自の電子会議アプリなどを開発できる「Azure Communication Services」をリリース (Preview) ⇒ リンク

Azure Mixed Reality

  • 複合現実の中に 3D コンテンツを自動的に配置/固定できる Azure Object Anchors がリリース (Private Preview) ⇒ リンク

Azure Monitor

  • 仮想マシンのディスクパフォーマンスに関するメトリックで IOPS、スループットの使用率をパーセンテージでスケール表示可能に ⇒ リンク

Azure Active Directory

  • Azure AD の条件付きアクセス API で Microsoft Graph が利用可能に、PowerShell での管理も可能 (GA)
  • Azure AD Application Proxy でレガシーなヘッダベース認証もサポート (Preview) ⇒ リンク

Azure VMware Solution

  • マイクロソフトが構築した VMware 環境を利用可能 (GA) ⇒ リンク

Azure Automanage

  • 仮想マシンの管理タスクを自動化する機能がリリース (Preview) ⇒ リンク

Azure Resource Mover

  • リソースを他のリソースグループやサブスクリプションへの移行が簡単に (Preview) ⇒ リンク