去る10月13日と14日、2日間にわたり行われた Microsoft Ignite 2022 に現地参加をしてきました。
最新情報や面白い情報をたくさん耳にしてきましたので、レポートとしてまとめてみようと思います。

Microsoft Ignite とは?

Microsoft Ignite は、米マイクロソフト主催で毎年開催をしている、年次最大級のテクニカルカンファレンスです。デバイスや機能の最新情報に触れたり、参加者同士の交流を深める場としても活用されています。
昨年と一昨年はオンラインのみでの開催でしたが、今年は約2年ぶりに現地会場が復活。オンラインでのセッションは引き続き開催され、ハイブリッド形式のイベントとなりました。

会場は六本木にある東京ミッドタウンホール。六本木駅から直結しており、1日目はイベント終了まで一度も地上に出ずに😳過ごしました。

■参加人数
Livestyle では、若手社員を中心に総勢
5名で参加しました。
私個人的には人生ではじめての出張だったので、ドキドキしながら当日を迎えました😊

個人的な見どころ・聞きどころ

①Teams Rooms 各メーカーの展示

会場に入ってまず面白い!と思ったのが、Teams Rooms の各メーカーの展示です。各メーカーから個別に話を聞く機会はありましたが、同じ会場に色々なメーカーのデバイスが並んでいる光景はなかなか見たことがなかったので圧巻でした。担当者から個別にお話しが聞けるのもとても贅沢でした。

特に面白いなと思ったのは、neatの縦長ディスプレイの一体型デバイスYearlink のカメラの形が特徴的な一体型デバイス。どちらも機能的かつ、デザインもスタイリッシュです。

右奥が neat Frame(縦型ディスプレイデバイス)
Yearlink MVC860

メーカーそれぞれ強みは様々ですが、見比べてみて共通して強化していると感じたのは、「目線の高さを合わせる」(画面表示や縦長ディスプレイなど)
「カメラにAIを活用」(話者の自動認識、画面の自動分割など)  の2つです。

特に目線の高さは、Teams Rooms 独自の Front row レイアウトがリリースされた影響もありそうです。

②最新 Surface Pro 9

米Ignite の一日目となる10月12日に発売が発表となった Surface Pro 9。その実機がなんと日本会場でも展示されていました。

Surface Pro 9 の新色。奇跡的に照明がキラーン✨

Surface Pro 9 では新色が2色発表されたのですが、中でも私が気になったのはグリーン!(販売名:フォレスト)
深みのある落ち着いたアースカラーで、仕事でも使いやすそうです。ご担当の方に「グリーン素敵ですね!」と声をかけたところ、会場内でもとても人気ですとおっしゃっていました。

機能もばっちりで、Surface ペンがキーボードに収納できるようになっていたり、Type-c の Hub が2つ実装されています。さらに、5Gに対応したモデルも発売されています。
持ち歩きやすいSurface Pro シリーズ、Wi-Fi がなくても使えるのはとても便利ですね。

③EXPOステージ

今回の会場は上記の展示品等が置いてあるEXPO会場とリアルセッションを行うセッション会場の2箇所でした。ですが、EXPO会場にも一部セッションステージがあり、こちらでは少人数でQAを交えながらよりリアル感の強いセッションを楽しむことができました。

写真は Microsoft MVP の方々による ハイブリッドワークにおける従業員エンゲージメントとリスキリングについて語ろうというセッション。リスキリングとは、“業務上で必要になる新しい知識やスキルを従業員が学ぶこと、または会社が従業員に学ばせること”です。
(参考:リスキリングとは? リカレント教育との違いや経済産業省が推進する意味 (teachme.jp)

セッションでは、元々事務職として働いておりその中で Power Platform と出会った、株式会社 ASAHI Accounting Robot 研究所 大渓さん (画像左側) の実体験を紹介。

ローコード・ノーコードツールをうまく活用して業務の効率化を図る=社員のエンゲージメントを高めることで、リスキリングに取り組んでいこうというテーマで議論を交わしました。
すぐに答えの出る内容ではありませんが、各々で考える良いきっかけになったと思います。

部内へ Yammer で情報共有

現地参加は一部のメンバーのみだったので、他メンバーへの情報共有も兼ねてYammerに各々の心に刺さった内容を#Ingite2022 をつけてつぶやきました

その機能、うちでもやりましょう!といったコメントや、会場の雰囲気を感じて楽しそうと言ってもらえたり、社内でも盛り上がってもらうことができました!

その他の感想・おまけ

セッション会場には大々的なステージと立派なカメラが用意されていて、イベントに来た!!という感じがしてテンションが上がりました。しかしハイブリッド開催ということもあり、見る場所によってはカメラが被っていたり発表者まで遠かったり、内容をじっくり見たいのであればオンラインの方が見やすそうだと感じました。
また、オンライン限定セッションが聞ける場所が用意されていなかったのが残念でした。

しかし、軽食コーナーやクイズチャレンジなど会場でしか味わえない楽しさや催しもあり、全体的には非常に満足できたイベントでした!

オンデマンドではまだセッションが聞けるようですので、ご興味のある方は是非チェックしてください。
セッション カタログ (microsoft.com)

オマケ

会場でゲットしたグッズ(一部)がこちら。一緒に行った先輩はクイズチャレンジでマグボトルを引き当てていました。強運!