近年リモートワークが増え、集中して作業しやすい環境を整えることができるようになりました。しかし、作業中に様々な通知が届き、作業が中断してしまったり、集中力が落ちてしまう事もあります。
特にTeamsでは多数のチャネルやチャットがあり、通知が絶えないといったことも少なくありません。
Teamsにはそんな時に役立つフォーカス時間を設定できる機能があります。
フォーカス時間を設定することによって、最小限の通知に抑え、集中力を上げたり、リフレッシュタイムを確保することができます。
今回は、デスクトップアプリ版Outlookから設定する方法をご紹介します。

1.Outlookのカレンダー画面から「フォーカス時間の追加」をクリックします。

2. 日付や時刻、タイトルを設定し、「保存して閉じる」をクリックします。
タイトル欄には既定で「フォーカス:」と入力されます。

3.予定表にフォーカス時間がセットされます。

4.フォーカス時間が来るとTeamsアカウントの状態が「フォーカス」になり、Teamsでのチャットやメンションの通知が全てオフになります。

5.フォーカス時間内でも特定のユーザーから通知を受け取りたい場合は、フォーカス時間中に上部に表示される①「設定を変更します」をクリックするか、


Teams画面右上の①「…」>②「設定」>③「プライバシー」>④「優先アクセスを管理」から設定ができます。


設定できるのは個人単位となりますので、氏名もしくはメールアドレスを入れて設定してください。

※この設定はフォーカス時間以外にも「応答不可」の場合も有効となります。設定したユーザーを解除したい場合は「✕」をクリックします。

6.設定したフォーカス時間を変更、削除したい場合は、通常のスケジュールと同様、カレンダー画面にあるスケジュールをダブルクリックし、変更後「保存して閉じる」をクリックします。


削除したい場合は、左上のごみ箱アイコンをクリックします。