先日、Microsoft社が生成AI の事業において、データセンターの拠点をすべて日本国内に切り替える方針を発表しました。AI がかなり身近なものになってきていることを感じます。

さて、みなさんが生成AI と聞いて思い浮かべる物は Chat gpt や Bing AI といったと文章生成AI が多いのではないでしょうか?
本記事では文字から画像を生成する Microsoft Designer を体験してみました。

Microsoft Designer とは

Microsoft Designer とは、 OpenAI社の画像生成AI「 DALL-E 2 」を AI が搭載された新しいグラフィックデザインアプリです。 テキストの指示 (プロンプト) でさまざまなデザインや画像を即座に生成することが可能です。

※プロンプトとは、AI が画像を生成するための元となるキーワード・文章・単語の総称です。
※利用するためには、Microsoftアカウントが必要になります。

Microsoft Designer を起動

以下の URL をクリックし、起動して Microsoftアカウントでログインします。
Microsoft Designer – Stunning designs in a flash

プロンプトを利用して大枠のデザインを作成

プロンプト (自然言語) を利用して自分の伝えたい事、資料の用途などを入力することで、イラストや文字、写真を組み合わせたデザインを提示してくれます。

プロンプトを利用して資料で使う画像を作成

先ほどと同じようにプロンプトを利用して画像を作成します。
生成した画像を使用すると、自動的にデザインを提案してくれます。

また、画像を生成する時に日本語よりも英語を利用することで、より自分の意図にあったものが作成されやすいです。

作成した画像をダウンロード

最後に作成したデザインを PING, JPEG, PDF のいずれかのファイル形式でダウンロードして用途に合わせて使用しましょう。


Microsoft Designer は、Microsoftアカウントがあれば無料で体験することができます。
まだプレビュー版ということもあり、日本語への対応、意図していない画像の生成など、これからに期待すべき点もありますが、自動で作成してもらえるようになれば多種多様な面で業務が効率化されることは間違いなしです。

今回の記事で紹介しきれなかった機能もありますので、皆さんもぜひ Microsoft Designer を利用してみてはいかがでしょうか!