ブレークアウトルームとはTeams会議の主催者が、参加者を少人数のグループ(部屋)に分けることができる機能です。 
会議の進行度などに合わせ、メンバーを入れ替えたり、時間制限を設け自動でメインルームに戻らせることもできます。 
※現在この機能は、主催者がクライアントアプリ版で参加した場合のみ使用できます。 
※ブレークアウトルームの作成・設定は、主催者のみできます。 

会議前に作成する 
・会議中に作成する  

会議前に作成する 

1.カレンダーから作成したい会議の編集画面を表示させます。 

2.上部にある「ブレークアウトルーム」タブを選択します。 
画面が狭まっていると「+〇」として表示されることもあります。クリックすると「ブレークアウトルーム」が選択できます。

3.「ルームの作成」をクリックします。 

4.作成するルーム数を選択します。 
選択できる数は「1」から「50」となります。 

選択した数に応じたルームが作成されます。 

5.次に上部にある「参加者の割り当て」をクリックし、参加者を各ルームへ割り当てます。 「参加者の割り当て」の横に「未割り当て」状態のユーザーアイコンが表示されます。 

6.割り当て方法を以下のどちらにするか選択し、「次へ」をクリックします。 
[0 – 1人のユーザーを自動的に会議室に割り当てる]:未割り当てユーザーを自動的に割り当てます。 
[会議室にユーザーを手動で割り当てる]:どのユーザーをどこのルームへ割り当てるか選択できます。 

7-1.「自動」を選択した場合 
「ルーム1」から1人ずつ順に割り当てられます。割り当てるユーザーはランダムとなります。

どのユーザーがどこのルームに割り当てられたかを確認したい場合や、ユーザーやルームを変更したい場合は再度「参加者の割り当て」をクリックすることで確認できます。 

※「自動」を選択した際に参加者数がルームより多い場合でも、「ルーム1」→「ルーム2」→「ルーム3」→「ルーム1」・・・のように1人ずつ順に割り当てられます。 
例1)参加者2人、ルームは1つ → 2人ともルーム1へ割り当てられます。 
例2)参加者4人、ルームは3つ → ルーム1に2人、ルーム2・3に1人ずづ割り当てられます。

7-2.「手動」を選択した場合 
「未割り当て」部分をプルダウン表示させ、割り当てたいルームを選択し、「保存」をクリックします。 

割り当てられると各ルームの参加者数が増えます。 
「未割り当て」になっているユーザーは「参加者の割り当て」の横に表示されたままとなります。

割り当てたユーザーを確認したい場合や、ユーザーやルームを変更したい場合は「参加者の割り当て」から行えます。 
※「参加者の割り当て」をクリック後、シャッフルをクリックするとランダムに割り当てられます。

また、ユーザー名の左側にあるチェックボックスを使って一括で割り当てたり、ルーム変更もできます。 
①チェックボックスでユーザーを選択し、右上の②「会議室の選択」からプルダウン表示させ、③割り当てたいルームを選択します。 ④「保存」をクリックしたら完了です。 

8.各ルームの右上にある「・・・」から、ルームの名称変更・会議のオプション設定・ルームの削除ができます。 

①「名前の変更」 
変更したい名前を入力し、「名前の変更」をクリックします。 

②「ルームオプション」 
各ルームの会議オプション画面がブラウザで開きます。 
各項目についての説明はTeams会議のオプション(事前の設定・会議中の設定) – Livestyleクラウドサービス (live-style.jp)をご参照ください。 

③「削除」 
「削除する」をクリックして、ルームを削除できます。

9.「ブレークアウトルーム」画面右上から「追加」「削除」「設定」ができます。 

機能説明
①追加ルームを一つ追加します。
②削除全ルームを削除します。
③設定全ルームを対象とした詳細設定ができます。
設定後は右下の「保存」をクリックすると反映されます。

<③の設定画面>

A:発表者を割り当てて会議室を管理する 

種類説明
OFF(既定) 主催者以外を参加者とし、各ルームへ割り当てます。
ON 特定のユーザーをどこのルームへも参加可能とし、割り当ては不要になります。 
また、会議中のブレークアウトルーム画面より主催者から管理を引き継ぐことも可能になります。

設定するには、①トグルONにし ②プルダウン表示からユーザーを選択します。(最大10人選択できます。)
内容がよろしければ③「保存」をクリックします。
 

※会議オプションにて「発表者」となっているユーザーがプルダウン表示されます。 
選択したいユーザーが見つからない場合は、以下を参考にご確認ください。
Teams会議のオプション(事前の設定・会議中の設定) – Livestyleクラウドサービス (live-style.jp)

B:時間制限を設定 

種類説明
OFF(既定) メインの会議画面へ戻るには、各ユーザーごと手動で行います。 
ON 設定時間経過後、全ユーザーがメインの会議画面へ自動的に戻ります。 

設定するには、ONにしてプルダウン表示から指定したい時間を選択します。
時間は最小「0」から最大「23」、分は最小「1」から最大「59」まで設定できます。 

※この項目を設定してあっても、時間経過より前にユーザーが手動で「戻る」または「退出」することも可能です。 
※「D:ユーザーがメインの会議に戻ることができるようにする」の項目がOFFになっていても、時間制限経過後はメインの会議画面へ戻されます。 

C:会議室にユーザーを自動的に移動する 

種類説明
ON(既定) 会議中に管理者がルームを開始した際に、割り当てに沿ってユーザーが自動的に各ルームへ移動されます。 
OFF 会議中に管理者がルームを開始した際に、各ユーザーへ通知され、参加をクリックすることで割り当てに沿ったルームへ移動できるようにします。 

D:ユーザーがメインの会議に戻ることができるようにする 

種類説明
OFF(既定) ユーザーが各ルームへ移動した後はメインの会議画面へ戻れません。 
移動後のユーザーは「退出」のみが表示されます。 
ON ユーザーが各ルームへ移動した後はメインの会議画面へ戻ることができます。 
移動後のユーザー画面には「戻る」と「退出」が表示されます。 

会議中に作成する 

1.主催者が通常通りTeams 会議に参加し、画面右上の「ルーム」をクリックします。

2 .ブレークアウトルームの部屋数、その部屋の割り当てを選択し「ミーティングを作成」をクリックします。 
その後、ブレークアウトルーム画面が開きましたら「参加者の割り当て」をクリックします。

3.参加者をブレークアウトルームに割り当てるかを選択し、「保存」をクリックします。 各ユーザー名右側にある「ルーム」項目内プルダウン表示でルームが選べます。 

4.メインの会議画面に戻り、右側にブレークアウトルームの設定画面が表示されます。 「未割り当て」のユーザーは、各ブレークアウトルームを開いた際に、メインの会議画面のままとなります。 表示については、「ルーム名(割り当てられている人数)」となります。 

5.ブレークアウトルーム画面の各項目についてご説明します。 

各項目説明
①参加者の割り当て作成時と同様に参加者の割り当て画面が開きます。
②追加ルームを一つ追加します。
③アナウンスを作成アナウンスを作成します。
④削除全てのブレークアウトルームを削除します。
➄設定全ルームを対象とした詳細設定が開きます。
設定後は右下の「保存」をクリックすると反映されます。

 <➄の設定画面>

A:発表者の割り当てて会議室を管理する。 

種類説明
OFF(既定) 主催者以外を参加者とし、各ルームへ割り当てます。 
ON 特定のユーザーをどこのルームへも参加可能とし、割り当ては不要になります。 
また、会議中のブレークアウトルーム画面より主催者から管理を引き継ぐことも可能になります。 

設定するには、ONにしてプルダウン表示からユーザーを選択します。(最大10人選択できます。) 

※会議オプションにて「発表者」となっているユーザーがプルダウン表示されます。 
選択したいユーザーが見つからない場合は、以下を参考にご確認ください。
Teams会議のオプション(事前の設定・会議中の設定) – Livestyleクラウドサービス (live-style.jp)

B:時間制限を設定 

種類説明
OFF(既定) メインの会議画面へ戻るには各ユーザーごと手動で行います。 
ON 設定時間経過後、全ユーザーがメインの会議画面へ自動的に戻ります。 

設定するには、ONにしてプルダウン表示から指定したい時間を選択します。
時間は最小「0」から最大「23」、分は最小「1」から最大「59」まで設定できます。  

※この項目を設定してあっても、時間経過より前にユーザーが手動で「戻る」または「退出」することも可能です。 
※「D:ユーザーがメインの会議に戻ることができるようにする」の項目がOFFになっていても、時間制限経過後はメインの会議画面へ戻されます。 

C:会議室にユーザーを自動的に移動する 

種類説明
ON(既定) 会議中に管理者がルームを開始した際に、割り当てに沿ってユーザーが自動的に各ルームへ移動されます。 
OFF 会議中に管理者がルームを開始した際に、各ユーザーへ通知され、参加をクリックすることで割り当てに沿ったルームへ移動できるようにします。 

D:ユーザーがメインの会議に戻ることができるようにする 

種類 説明 
OFF(既定) ユーザーが各ルームへ移動した後はメインの会議画面へ戻れません。 
移動後のユーザーは「退出」のみが表示されます。 
ON ユーザーが各ルームへ移動した後はメインの会議画面へ戻ることができます。 
移動後のユーザー画面には「戻る」と「退出」が表示されます。