現在、「6月中旬にバージョン 4.x.x よりも古い Teams PowerShell Module (TPM) が廃止される予定です」というアナウンスがメッセージセンターに表示されています(メッセージ No. MC350371)。

予定通り廃止されると、バージョン 4.x.x よりも前の TPM を使用している場合、 6月中旬(15日)以降は PowerShell から Microsoft Teams に接続することができなくなります

そこで本記事では TPM のバージョン確認とアップデート方法についてご紹介いたします。 現在 TPM を使用している管理者の皆様は、下記手順を参考にまずは自社のバージョンをご確認いただけますと幸いです。

バージョン確認とアップデート手順

①バージョンの確認

Windows PowerShell を起動したら、まずは次のコマンドを入力してインストールされている TPM のバージョンを確認します。

Get-Module MicrosoftTeams -ListAvailable

TPM がインストールされている場合は結果が出力され、[Version] 欄にバージョン情報が表示されます。

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②アップデート手順

1.手順① で確認したバージョンが 4.x.x より古い場合は、次のコマンドを実行してバージョンのアップデートを行います。

Update-Module MicrosoftTeams

2.モジュールのインストールについて確認を求めるメッセージが表示された場合、 [Y] または [A] を入力して Enter キーを押下します。

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3.次のコマンドを実行して TPM がアップデートされたことを確認します。

Get-Module MicrosoftTeams -ListAvailable

[Version] 欄 が 4.x.x 以降となっていればアップデートは完了です。

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公開情報

Teams PowerShell モジュール – サポートされているバージョン – Microsoft Teams | Microsoft Docs